【肩甲骨で押す】斜飛勢 初心者の方向け気功と太極拳#24 をアップしました。
動作名称が同じでも流派によって表現が異なる時があります。
今回の斜飛勢は制定拳の42式で用いられる形となります。42式の斜飛勢は呉式太極拳からの採用です。
この動きは肩の側面や肩甲骨側で相手を押します。相手に接した後反対側を見て定式となります。
相手に効率よく力を伝えるため反対を見ると言われています。目線のみならず反対側の掌を押さえる事や側弓歩で
力を強めますので、眼法、手法、歩方の協調一致を再確認できる動作です。
呉式では反対側を向く斜飛勢ですが、楊式では野馬分鬃を更に大振りにした動きでは相手側を見る形となります。