気の上下動 下勢独立 初心者の方向け気功と太極拳#11 をアップしました。
下勢は低く屈む動きです。
歩型では仆歩と呼ばれています。形で呼ぶ場合と動きで呼ぶ場合で当てる名前が変わってきます。
仆 の字は日本にはありませんので、イメージを伝える際は 伏せる様な意味 とお伝えすることがあります。
当たらずとも遠からずといった所でしょうか。
広く低く行えれば見栄えも良いですが、
立ち上がり片足立ちになるのは難儀です。
ご自分の体力などに合わせて低さを調整してみましょう。
仆歩から弓歩になると、いつもの弓歩より幅が出ている為、
独立歩になる際は後ろ足は格段に寄せ辛くなります。
前足に如何に体重を送り、後ろ足をどの程度軽くさせられるかで寄せる事は変わってきますので
重心移動が重要となります。後ろ足が 点 の状態に近づくほど寄せやすくなります。
更に注意点として、仆歩によって足の広さ腰の低さに意識が向きすぎてしまうと鉤手が落ちて潰れた印象になります。
鉤手は吊り上げている状態をキープした方が張りが生まれます。
気の上下動 下勢独立 0:18
入門太極拳 背面左から 10:11