初心者の方向け気功と太極拳#9 気で踏みつける 蹬脚 をアップしました。
太極拳の蹴りは 蹬脚、分脚、拍脚、擺蓮です。
今回は蹬脚となります。どの様な蹴り方かと言うと
かかとで踏みつける格好です。ヒールキックといった方が良いでしょうか。
本来はかかとを力点とします。
蹴る と言う言葉からは股関節中心での蹴り上げを連想しやすくなります。
かかとで蹴るにはどちらかと言うと踏みつける格好になります。
動かす順番として、膝を上げてから踏みつける様に蹴る様にします。
膝を上げる分だけ手間と労力が増えます。
足を支えるのは苦しく、グラグラして、正しく行おうとしても、
思った程足が上がらない。
かなり難易度の高い動作となります。しかし、
無理に高く足を上げなければ、
膝を上げた後斜め下に踏みつけは可能性が高まるでしょう。
まずはご自身のできる範囲、楽な角度を見つけることは重要かと思われます。
足が低くかったとしても正しい表現を選択している事になります。
足を高く上げたい場合は、柔軟運動で足などを柔らかくして関節の可動域を広げ、
高さを保持できる筋力をつける作業が望まれます。
太極拳の蹴りを膝から上げるのは、膝蹴りが含まれている意味です。
歩法においても膝蹴りが含まれていると言われています。
気で踏みつける 蹬脚 0:23
入門太極拳 正面左から 6:38