個々の動きにそれぞれの意味を持たせると、自ずと表現も変わっていく事を提案します。
太極拳は型(套路)を通す事自体が健康体操として広く知られています。
もともとの武術的な意味合いは影を潜め、順番を覚える事や様々な型(套路)
のレパートリーを増やす事で熟練度などが上がっていく様に思われます。
切れ目のない動きの太極拳ですが、なぜあの様な動作の繋ぎが生まれるのかを
疑問に持ち始めると違った見方が可能になります。
解説本には書かれていない作者の意図を想像し、武術的な意味を当てはめていくと仮説が生まれます。
そこで見出される仮説は作者と同じかどうかは分からないですが、
所属の流派、先生によって型(套路)の解釈と求める動き、表現がかなり変わっていくことは多々あります。
今回は24番と1番の手の動きは別物と捉えた仮説と解釈と動き方を提案しました。
套路の可能性 解釈編 24式太極拳 提案シリーズ37 1番動作 24式套路背面左から
套路の可能性 解釈編 0:18
24式套路背面左から 2:58