太極拳の腰問題 24式太極拳 提案シリーズ36 1番動作 24式套路正面から
太極拳の腰問題 0:18
24式套路正面から 6:00
腰の変化方法を提案いたします。
腰への要求、腰の使い方は、腰から動くとか腰を回すなど良く聞く言葉です。
今回は立ち方において、腰を立てるとか腰を入れる方法です。
腰を立てる、腰を入れる の解釈は教室によって違いがあるのでご注意ください。
人間の背骨は横から見ると緩やかなS時カーブを有します。
1番起勢で中腰になった際
腰のカーブを垂直に近づける事によって力を生み出します。
張りを生み出すと言った方が良いかもしれません。
この状態を腰を立てるとか、命門を出す、などと言われます。
骨盤体操がこの動きと似ています。
壁に背中を着けて練習方法
膝を伸ばした状態、腰のS字
膝を曲げ沈みながら腰を垂直にする
起勢での腰の立て方となります。
更に套路動作中に腰を立てられる様にする練習があります。
膝を曲げ中腰で壁に背中を着け
骨盤を前傾、後屈さて腰のS字から腰が壁に着く動きを繰り返します。
股関節の位置を変えずに行える様になれば太極拳の腰のスイッチ操作が出来る様になります。
実際壁に背中を当て背骨がS字の時に手を差し込んで、背骨を垂直にしながら手を押し圧すると
実感があり分かりやすくなります。